Memoirs of a haishya: 消えた火

Sunday, May 08, 2005

消えた火

早朝からザーザーと雨が降っていた。まるで誰もにいないような居間に僕がいた。窓から眺めると、土砂降りの雨に染まった、真っ白の景色。道の両側に立たされた樹木が勢い強く撃たれているにもかかわらず、相変わらず、真っ直立っていた。雨に降られたも、姿勢よく立っていた力はどこから来たでしょうか。その木に変わって僕がその道に立つとすれば、とっくに崩れたろう。体力が弱いどころか、心のほうまで、もう耐えられなくなって倒れちゃう。
夢の国に行かせてください。夢ん国に永遠に残してください。もう現実に目覚めたくない。朝目覚めると、また戦わなければならないことに気づいていたら、体力が奪われたらしく、すぐ倒れてしまう。僕に力を与えられるものは君において他はない。君はそのたった一人、僕を改めて立たせる能力を持っている、その人だ。それでも、僕が倒れて全く起きられなくなるのを見るつもりか。助けろよ。だって犠牲者は僕じゃないんですか。だって君じゃなくて僕なんだろうよな。
土砂降りの雨に降られても、心の希望の火は消さずに、燃やさせてください。

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