Memoirs of a haishya: スピーチ

Sunday, July 10, 2005

スピーチ

皆さん、こんにちは。二十二人が一つのボールを追うというゲームを知っていますか。世界の至るところで大変人気のあるスポーツです。そうです。僕の一番好きなスポーツ----それはサッカーです。

サッカーといえば、やはり全世界に注目されているワールドカップがあります。2002年、日本と韓国で開催された17回目には、全部で64試合が約一ヶ月に渡って行われました。世界の国々に中継されたテレビ放送を見た人の数はなんと四百億人に達したということです。すごい数ですよね。

さて、サッカーの魅力は一体どこにあるのでしょうか。実は僕はこのような質問をよくされましたが、いつもいつも迷ってしまいます。足しか使えないから魅力があるのかな。サッカー選手がかっこいいから魅力があるのかな。とりあえず、この話は置いておいて、僕のサッカーとの出会いについて話したいと思います。

僕が初めて日本へ行ったのは2002年の6月でした。実は、日本に行く前まで、サッカーに全然関心を持っていませんでした。僕のサッカーに対する観点を変えたのはこの旅でした。なぜなら、その時は偶然、ワールドカップの時期だったからです。世界の各地から、試合を見に、大勢の外国人が来ていました。言葉が通じなくても、人種が違っていても皆は一つのところに集まって、同じ試合を観戦していました。シンガポールはワールドカップに出場していなかったので、僕は日本人の友達と日本のチームを応援していました。その時、僕は日本チームのファンの情熱に感動しました。そして、日本は準々決勝で土耳古と争いました。その日は、大勢の日本人が大きいテレビの前に集まって試合を観戦していました。僕はもちろん、日本のチームに勝ってほしかったけれども、残念ながら、日本チームは結局、1-0で敗けてしまいました。日本人のがっかりした顔を見て、僕は一つのことを学びました。試合や勝負のとき、いくら勝ちたくても、必ずしも勝つとは限りません。その時から、僕は失敗しても、あまりがっかりせず、逆にその経験から何かを学んで、そしてまた頑張ることの大切さを知りました。

また、サッカーからもう一つ大切なことを学びました。団体ゲームといえば、チームワークが一番大切ですよね。サッカーは団体ゲームだから、一つのチームとして戦わなければなりません。例えば、去年葡萄牙で開催されたヨーロ2004で、フィファランキング48位のギリシアは皆の予想を見事にはずして、強豪チームの仏蘭西と、主催国の葡萄牙を破って、結局、夢にも思わなかった勝利を手中に収めました。

では、ギリシアはどうやって、この奇跡を起こしたのでしょうか。答えは簡単です。ギリシアは最初からチームとして団結して戦ってきました。チームよりも自分を優先するものは一人もいませんでした。それはギリシアの成功の要因でした。

日本からシンガポールに帰ってきてから、僕はサッカーをするようになりました。それで、仲のいい友達ができました。今は別々な学校に分かれているにもかかわらず、時々サッカーをしています。今でも聯絡を取りあっているのは、全部サッカーのおかげです。だから、僕はサッカーとの特別な関係を大切にしたいと思います。

今、もう一度考えてみて、サッカーの魅力はどこにあるのでしょうか。まあ、実際にやってみてからでないと、その魅力はわからないと思います。でも、そんなにサッカー熱狂してるひと、つまりサッカーの虜はは、世界中のどこにでもいます。僕はこれからもサッカーから学んだことを忘れず、サッカーをやり続け、もっと大切なことを学ぼうと思っています。

皆さんも、サッカーをやってみませんか。


以上は僕のスピーチコンテストの原稿だった。僕はずっといいスクリプトだと思うけど、結局僕の手で死んじゃった。もし誰かが僕のスクリプトを使ってスピーチをしてくれたらいいなあと思ってる。僕じゃだめなんだからね。まあ、メイシュ、ジョー、ケビンとシシュン、特にジョー、よくできたな!正直に言うと、僕は本当に感心した。コンテストを見た後、なんか入らなくてよかったなあと、僕は思ってる。僕が入らなかった理由がわかったと。本当に本当にすごかったよ、皆は。来年もあきらめないで参加してね。きっと応援するから。これだけの日本語能力を持っていれば、未来はきらきら光ってるよ。「本当にやりたい勉強をしていますか」っていうスピーチからなんですけれど、僕らは決して試験のために日本語を勉強してるわけじゃない。僕らは日本語が大好きだから勉強してる。学校の成績は悪いとしても、それは僕らの日本語を学ぶ道に邪魔されないように。僕らは、日本語を勉強してる理由は、AレベルでAが取れるからではなく、これからも日本語を使う仕事をするとか、日本語を勉強し続けるからだ。お金でもなくAでもなく、ただのいわゆる「きょうみ」です。

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入らなくてもちろんがっかりはしますが、それは仮の問題だ。今打ち込んでいても、明日といい、あさってといい、いつかまた立ちなおして、頑張り続けたいと思います。皆さんも元気を出して、明日の挑戦のために準備しておきましょう。

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